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2016.03.02 Wednesday

シネマ歌舞伎「スーパー歌舞伎ヤマトタケル」

 2012年(平成24年)6月に襲名披露として上演されたスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」が3月
17日19時30分〜CS衛生劇場でシネマ歌舞伎として放送されます…。僕は衣裳担当しました。
四代目市川猿之助(元市川亀治郎)誕生の記念すべき舞台でした。二代目市川猿翁の実子:九代目
市川中車(香川照之)が帝(スメラミコト)を演じ、その中車の子息:市川團子が若タケルを演じま
した。襲名披露の挨拶とフィナーレでは二代目市川猿翁(三代目市川猿之助)が登場…大きな感動
を呼びました。この作品は梅原猛原作、市川猿之助(三代目)演出…1996年が初演でした。


左はその時のポスター…右はヤマトタケルが白鳥となって華麗に舞ながら天空を目指す時のデザ
イン画です…本物の羽、オーガンジー等…軽い素材で構成されています。



左は三代目猿之助が熊襲の舘に女装して出向く時の衣裳…右は熊襲弟タケルと兄タケルの新宮を
祝う場面…小碓命が伯母の大和姫から教えられた美しい女装(後にヤマトタケルになる)の姿…
それに対して猛々しい熊襲タケル兄弟の衣装を創りました…熊襲兄弟がそれぞれ背中に大きな蟹
や蛸の立体的なアップリケを配したデザインが大きな話題になりました…
そして、熊襲舘が崩れていく様子は圧巻でした。この時、「ヤマトタケル」が生まれました!!!



左は小碓(ヤマトタケル)のメイクアップと頭飾り…右は熊襲弟タケルと兄タケル…これはかなり
重い衣裳としてかなり役者泣かせでしたが、ロングランが続くに連れて「この重さがいいなぁ」
と言う言葉を聞く事が出来た時はとても嬉しかったです。



伊吹山の場面…左がヤマトタケルを殺そうとする老神…右がその妻:姥神…千本ネクタイと言う
ニックネームで呼ばれた衣裳…古代布を繋ぎ合わせて創りました…一番右はヤマトタケルが恋を
したみやず姫…初演(1986年)は市川笑也が大抜擢されました…ヤマトタケルはその姫の元に
草薙の剣を置いて来たがために、この伊吹山の老神と姥神に殺されてしまうと言う重要な場面…
26年経った2012の襲名披露の時のみやず姫は兄姫と2役で同じ市川笑也が演じました。

他にたくさんのデザイン画がありますが、今回は特に主立ったスケッチを掲載してみました。
スーパー歌舞伎「ヤマトタケル」は《シネマ歌舞伎》で記録され、末永く語り継がれて行く事
でしょう。放送は2017 年2月迄に計12回以下の放送予定らしいです。
お問い合わせは松竹株式会社 演劇開発企画部 TEL 03(5550)1721 FAX 03(5550)2028

三月‥梅の香りと共に春の声が聞こえて来ました…お元気でお過ごし下さい♡    毛利臣男







 
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